2050年カーボンニュートラルの実現に向け、建築物への木材利用の一層の促進を図るため、令和3年10月に公共建築物等木材利用促進法が改正され、法の対象が公共建築物から建築物一般に拡大されました。さらに令和4年6月には建築基準法等が改正され木材利用の促進を図るため、「防耐火規制の合理化」「構造規制の合理化」が行われており、中大規模木造建築を広く実現していくための法整備が進んできています。
当センターでは新たに今年度から林野庁補助事業「中大規模木造建築技術実証事業」において、中大規模建築における木造化・木質化に向けて、建築物の実証を通じて木造での高い普及性が見込まれる建築、新たな技術の開発や再検証・改善に向けた取り組みを行っており、本成果報告会では、令和4年度における実証事業の成果を広く報告することにより、中大規模木造建築の一層の普及推進を図ります。
この報告会は、会場での参加に加え、報告会の映像をライブ配信します。
開催日時 | 令和5年3月3日(金) 13:00~16:20 |
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参加費 | 無料 |
参加方法 | WEBによるお申し込み。 下記の申込ボタンよりお申し込みください。 |
定員 | 会場参加:100名 WEB参加:1,000名 ※定員に達し次第締め切らせていただきます。お早めにお申し込みください。 |
主催等 |
主催:公益財団法人日本住宅・木材技術センター 共催:木構造振興株式会社 |
お問合せ | 中大規模報告会事務局 (Tel:0120-008-802 / Mail:chuudaikibo@koushuukai.com) |
会場 |
木材会館(東京木材問屋協同組合)7F 大ホール 東京都江東区新木場1-18-8 https://www.mokuzai-tonya.jp/mokuzaikaikan/index.html#access |
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JR京葉線「新木場」徒歩4分 東京メトロ有楽町線「新木場」徒歩4分 りんかい線「新木場」徒歩4分 |
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参加票 | 参加申込入力後「参加票」をメール送信します。 印刷し当日ご持参ください。 |
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配布資料他 | 当日会場でお渡しします。 |
参加案内メール・ 配布資料他 |
参加申込受付後「参加案内メール」をお送りします。
この「参加案内メール」には、報告会の「視聴URL」「ID・パスワード」および「配布資料ダウンロードURL」を記載しております。 * 開催時刻になりましたら、視聴URLをクリックしご視聴ください。
* 説明資料(PDF)もこの参加案内メールに記載の「説明資料URL」よりダウンロードしてください。(3月1日からダウンロード可能となります。)
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視聴環境 |
インターネットの動画(Youtube等)を快適に視聴できるPC環境でご視聴いただけます。
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お申し込み受け付けは終了いたしました。
プログラム(予定) | ||||
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12:30 | 開場 | |||
13:00~13:05 | 主催者挨拶 | |||
13:05~13:10 | 来賓挨拶 | |||
中大規模木造建築技術実証事業 成果報告会 | ||||
13:10~14:30 | 13:10~14:00 | 成果報告(4事業者 各10分) ※報告内容は下記参照 | ||
14:00~14:30 | 講評 河合 直人 氏 | 工学院大学 建築学部建築学科 教授 | ||
講評 山辺 豊彦 氏 | 有限会社山辺構造設計事務所 代表取締役 | |||
講評 成瀬 友宏 氏 | 国立研究開発法人建築研究所 防火研究グループ グループ長 |
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14:30~14:40 | 休憩 | |||
基調講演 | ||||
14:40~15:30 | 「新たなステージに向かう中大規模木造建築」 | |||
青木 謙治 氏 | 東京大学 大学院農学生命科学研究科 生物材料科学専攻 木質材料学研究室 准教授 |
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15:30~16:20 | 「防耐火技術の進化で広がる中大規模木造建築の世界」 | |||
原田 寿郎 氏 | 国立研究開発法人森林研究・整備機構 森林総合研究所 研究専門員 |
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16:20 | 閉会 |
報告内容 | |
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事業名 | 実施者 |
国産材を使用するLVL被覆耐火構造部材の寸法拡大 | 一般社団法人全国LVL協会 |
既認定済の燃え止まり型 耐火集成材の樹種追加の検証 | 藤寿産業株式会社 |
口谷東クリニック新築工事のCLT工法建築の実証 | 門田建設株式会社 |
NLT・面材複合パネルを水平耐力要素として使用する実証事業 | 一般社団法人大阪府木材連合会 |
※ 発表順は予定です。発表者は実施者の所属と異なる場合があります。